診療所(歯科診療所)内にエックス線装置を設置する場合には、所轄の保健所に届出を行わなければなりません。
また、病院の場合には必ず診療用エックス線は設置しなければなりません。

それでは、この診療用エックス線を設置するのに際し、基準とはどのようなものなのでしょうか?

以下で、ご説明いたしますので、確認してみましょう。

エックス線診療室
  1. エックス線診療室は放射線防護がなされ、かつ、別に操作する場所を設けられていること。
  2. 壁、天井、床、扉、窓などで区画すること。※遮へい材は必ずしも鉛でなくてもかまいません。
  3. 換気扇、空調、または電気ケーブルの穴など、区画ができない部分には、漏えいを防ぐ処置がなされる必要があります。
エックス線診療室に係る表示
  1. エックス線診療室である旨の表示をすること。

  2. 管理区域標識を、エックス線診療室出入口扉に掲示すること。

  3. 放射線障害の防止に必要な注意事項(患者向け、従業者向け)を目につきやすい場所に掲示すること。

操作する場所
  1. エックス線装置を操作する場所を、エックス線診療室と別に設けること。
    また、その場所には衛生上、防火及び保安上安全と認められるようにすること。

暗室
  1. 劇薬指定の薬品を使う室であるため、操作、換気等に十分に配慮した構造が望ましい。

被ばく防止対策
  1. 防護エプロン、取扱者の被ばく測定器具(フィルムバッジ、ガラスバッジ、ルクセルバッジ、電子線量計等)を準備すること。

以上、診療所(歯科診療所)の診療用エックス線についての解説です。