医療法人を設立した後も、色々と事あるごとに手続きはございます。

それでは、決算を終了した場合の手続きについて解説いたします。

【決算届】
医療法人は、法律の規定に基づき、事業報告書などの書類を、毎会計年度終了後、作成しなければなりません。
① 決算届
② 事業報告書
③ 財産目録
④ 貸借対照表
⑤ 損益計算書
⑥ 関係事業者との取引に関する報告書

そして、医療法人の監事の監査を経て、上記書類に監事の監査報告書を添付して、所定の期日までに、所轄の都道府県(もしくは地方厚生局)に届出しなければなりません。

また、定款の規定により(一般的に)決算終了後2カ月以内に開催される定時社員総会にて決算の決議を行います。

※ 決算届を提出した後の注意事項
① 届出完了後の決算届等提出書類一式は、主たる事務所に大切に保管しておくこと。
② 法令又は定款の規定により、医療法人の社印、評議員、債権者から請求された場合には、正当な事由がある場合を除き、決算届等一式及び監事の監査報告書を閲覧に供すること。
③ また、医療法人が新規診療所の開設等の定款又は寄附行為の変更認可申請を行う時には、直近の届出済みの決算届等提出書類一式が必要となります。

【資産の総額の変更登記】
医療法人は、資産の総額を登記することが義務づけられていて、決算終了後所定の期日までに、変更登記をしなければなりません。

登記完了後、新しい登記事項証明書と共に、所轄の都道府県(もしくは地方厚生局)に登記事項の変更登記完了届を提出します。

添付書類等は各都道府県によっては多少変わりますので、届出る際には各都道府県の医療法人担当に問い合わせてから作成してください。

以上、医療法人設立後の決算終了後の手続きについての解説です。