医療法人を設立した後も、色々と事あるごとに手続きはございます。

医療法人の会計年度(決算期)の変更を行う場合にも手続きが必要となります。

それでは、その手続きとは一体どのような物なのでしょうか?

以下で、ご説明いたしますので、確認してみましょう。

医療法人の会計年度の変更方法

医療法人の会計年度(決算期)の変更を行う場合には、「定款変更認可申請」をまず所轄の都道府県に行わなければなりません。

注意すべき点は、変更の効力をいつ発生させるかという点です。
医療法人の決算期は1年を超えることができないので、それを踏まえて社員総会で決議しなければなりません。

それでは、現在決算期を9月期末としている会計年度を変更するとした場合を例にしてみましょう。

まず、10月に開催した社員総会で「会計年度を9月期末から6月期末に変更すること」としたとします。10月であれば、すでに直前期の決算が済んでいますので、この場合は、認可を受けた後の最初の6月末(翌年6月末)に変更後の期末が来ることになります。

では、1月に開催した社員総会で「会計年度を9月期末から1月期末に変更すること」としたとします。この場合には、1月期末が来るまでに所轄の都道府県からの認可が下りれば、最初に来る1月末に決算期の変更の効力が生じます。

つまり、社員総会を開催した月に決算期を迎えることができますが、これはまれなケースです。

大抵の場合、2月以降に認可が下りることとなります。

この場合、医療法人の決算期は1年を超えることができないので、社員総会を開催した年の9月が決算期末となり、次の決算で変更後の1月末が決算期末となります。法人の決算期の時期をいつにし、そこから逆算して変更時期を考え、社員総会を開催し、定款変更認可申請を行わなければなりません。

以上、医療法人の会計年度(決算期)の変更についての解説です。